2021年度以降、多くの鉄道会社で終電時間が繰り上げとなることが発表されています。

東京都内と横浜方面を行き来するのに便利な東急東横線・みなとみらい線についても2021年3月から終電時間を繰り上げることが発表になりましたので、概要をご紹介します。
新型コロナウイルスによる影響で、深夜の時間帯を中心に利用客の状況が大きく変化したことによるもののようです。

東急東横線の終電繰り上げ

2020年12月、東急電鉄は終電繰り上げについてこちらのニュースリリース（２０２１年３月ダイヤ改正における終電時刻繰り上げの概要について ）のとおり発表しています。

なお、横浜駅方面を利用する人が多いと思われる『東急東横線』についてご紹介しますが、東横線にかぎらず東急線全線で繰り上げが実施されることとなっています。

実施時期：2021年3月
対象路線：東急線全線（こどもの国線を除く）
内容：終電時刻を現行より最大30分程度繰り上げ

繰り上げのイメージは以下のとおりです。東横線はこれまでかなり遅い時間まで走っており帰宅が深夜になるときに助かっていた面もありますが、少し早まることになります。
これまでは平日の方が終電が少し遅いイメージでしたが、改正後は平日と土日が同じくらいの終電時刻なるようです。

東横線（下り）渋谷駅発 横浜駅行きの終電

渋谷駅から横浜駅行き（下り）については、以下のとおり改正される予定となっています。

平日　　現行：24:19　→　改正後：23:53　（繰り上げ時間26分）
土休日　現行：24:07　→　改正後：24:00　（繰り上げ時間7分）

東横線（上り）横浜駅発 渋谷駅行きの終電

横浜駅から渋谷駅行き（上り）については、以下のとおり改正される予定となっています。

平日　　現行：24:23　→　改正後：23:51　（繰り上げ時間32分）
土休日　現行：24:10　→　改正後：23:49　（繰り上げ時間21分）

みなとみらい線の終電繰り上げ

2020年12月、みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道株式会社はこちらのプレスリリース（2021年3月、ダイヤ改正を実施　みなとみらい線の終電時刻を繰り上げます）のとおり発表しています。

基本的にみなとみらい線は東急東横線と直通運転がされていますので、上記の東急東横線の終電繰り上げと連動した形でダイヤ改正されるようです。

実施時期：2021年3月
内容：終電時刻を上り・下りともに10～30分程度繰り上げ

みなとみらい線（下り）横浜発 元町・中華街行きの終電

横浜駅から元町・中華街行き（下り）については、以下のとおり改正される予定となっています。

平日　　現行：24:49発　から　約23分繰り上げ
土休日　現行：24:39発　から　約13分繰り上げ

みなとみらい線（上り）元町・中華街発 渋谷行きの終電

元町・中華街から渋谷行き（上り、東急東横線直通）については、以下のとおり改正される予定となっています。

平日　　現行：24:14発　から　約33分繰り上げ
土休日　現行：24:01発　から　約22分繰り上げ