【横浜市の人口】日本一の規模を誇る横浜市の気になる統計データをご紹介します!

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横浜市の人口は370万人を超えており、市としては日本一の規模を誇ります。
人口についての最新のニュースは、こちらの横浜市のサイトで毎月発表されています。区ごとに男女別の人口や世帯数、人口密度や前月からの増減数などが紹介されています。
横浜市の人口について、いろんな角度からデータをご紹介したいと思います。

2019年に横浜市の人口はピークに!?

日本の人口は2008年に1億2,808万人でピークを迎え、既に減少局面に入って10年以上が経過しています。
こちらの2015年を基準時点とした横浜市将来人口推計の結果によると、増加を続けてきた横浜市の人口も、2019年にはついにピークを迎え、その後は戦後初めて人口が減少に転じることが見込まれています。

2019年7月1日時点の横浜市の人口は3,748,433人、世帯総数は1,708,884世帯となっています。2019年1月1日時点の人口が3,740,944人でしたので、2019年は5か月で+7,489人と、かろうじて増加をキープしているようです。

また、将来人口推計によるとピークは2019年で373万人とありましたが、これよりは1〜2万人高いピークを迎えそうなところでしょうか。

⇒2020年6月1日時点の横浜市の人口は3,760,157人となっており、2020年に入っても微妙に人口は増加が続いているように見受けられます。

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横浜市の人口の推移について

過去の横浜市の人口の推移を簡単にご紹介します。先ほどご紹介したとおり、戦後は人口が毎年増加し続けており、

  • 1951年に100万人を突破
  • 1968年に200万人を突破
  • 1986年に300万人を突破

とすごいペースで増加してきました。それ以降はやや増加のペースは緩やかになってはいますが、以下のとおり推移し、2002年には350万人を突破、2013年には370万人を突破しています。

  • 1988年:315万人
  • 1993年:329万人
  • 1998年:337万人
  • 2003年:353万人
  • 2008年:365万人
  • 2013年:370万人
  • 2018年:374万人

より詳細なデータはこちらの横浜市のサイトに掲載されています。

将来の人口はどうなる?

上でもご紹介した横浜市の将来人口推計の結果によると、横浜市の人口は2019年にピークを迎えたあと、減少に転じる見込みとなっています。

この推計は、過去の実績データを踏まえて、出生率や出生性比、年齢ごとの死亡率に加え、横浜市への転入率、横浜市からの転出率も考慮して予測したものです。

中位ケースの他に、高位ケース(出生者を多めに、死亡者を少なめに想定)、低位ケース(出生者を少なめに、死亡者を多めに想定)の推計結果がありますが、中位ケースの場合の2020年以降の5年ごとの人口の推移は以下のとおりとなっています。年が進むにつれて減少のペースも増していきますが、2065年でもまだ300万人は上回る水準のようですね。

  • 2020年:373万人
  • 2025年:371万人
  • 2030年:367万人
  • 2035年:360万人
  • 2040年:352万人
  • 2045年:344万人
  • 2050年:335万人
  • 2055年:325万人
  • 2060年:314万人
  • 2065年:302万人
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昼夜間人口について

昼夜間人口比率という指標があります。都市の周囲に住んでいる人は都市の中心部へ通勤、通学する人が多いため、昼間と夜間の人口構成では大きな差異が生じます。

そこで、夜間人口に対する昼間人口の比率を昼夜間人口比率といい、このような昼間と夜間の人口の違いを示す指標となっています。夜間人口とは、その地域に住んでいる人を表す定住人口のことで、昼間人口とは、夜間人口に通勤・通学等による移動を考慮して加減して算出した人口のことをいいます。

こちらの横浜市の2015年の国勢調査によると、横浜市の夜間人口は約372万人、通勤・通学等で流出する人口は約73万人流入する人口は約42万人昼間人口は約342万人となっています。

昼夜間人口比率(夜間人口100人あたりの昼間人口)は、91.7です。

こちらの総務省ホームページの国勢調査の資料に全国のデータも載っていますが、昼夜間人口比率は大阪府大阪市や東京都特別区部が130前後と非常に高く、横浜市の91.7という数値は政令指定都市の中ではかなり下位の方のようです。これはおそらく横浜市内から東京方面へ通勤・通学で移動している人がかなり多いためかと思われます。

外国人人口について

続いて横浜市の外国人人口について簡単にご紹介します。外国人人口については、こちらの横浜市のサイトで公表されています。

2019年6月末の横浜市の外国人人口は101,039人で10万人を超えています。横浜市の人口全体に占める外国人人口の割合は2.7%程ですね。

国籍別では、中国が40,420人でトップ。以下、韓国、フィリピン、ベトナム、ネパール、インド、台湾、米国、ブラジル、タイと続きます。

横浜市18区の区ごとの人口について

横浜市にある18の区の中ではどの区の人口が多いのでしょうか。

2019年7月1日時点の上位5区は以下のとおりです。横浜市営地下鉄や東急線、JR、相鉄線などの利用者数の多い鉄道の主要駅が多くある区の人口が多い傾向にあるようですね。やはり交通の便がよいところは人口も多くなるということでしょうか。

  • 港北区:352,979人
  • 青葉区:310,038人
  • 鶴見区:292,536人
  • 戸塚区:280,456人
  • 旭区:245,450人

まとめ

市として全国で最多を誇る横浜市の人口についてご紹介しました。戦後増加し続けてきた横浜市の人口もついに減少に転じるということで大きな転換期を迎えることになりますね。

横浜市に関する人口統計はご紹介したもの以外にも様々な角度から集計したデータがありますので、今後も興味深いものがあればご紹介していこうと思います。

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