【東急線みなとみらいパス】東急線からみなとみらい線が乗り放題!お得な特典サービスも利用可能!
東急東横線からみなとみらい線は直通運転をしているため、途中駅での乗り換えが不要で、横浜の観光名所が集まるみなとみらい地区や横浜中華街に行くときに便利です。
この区間の電車がとってもお得に利用できる『東急線みなとみらいパス』についてご紹介します!
東急線みなとみらいパス(旧みなとみらいチケット)について
東急線みなとみらいパスは、東急線の各駅(一部の駅を除く)から横浜駅までの往復乗車と、みなとみらい線の一日乗車券がセットになったお得なきっぷです。
※なお以前は『みなとみらいチケット』という名称でしたが、『東急線みなとみらいパス』に名称が変更になっています。
東急東横線の代表的な駅から利用した場合の『東急線みなとみらいパスの料金(おとな)』(2019年10月の消費税増税後)は以下のとおりです。
- 渋谷 870円
- 武蔵小杉 810円
- 日吉 780円
- 菊名 710円
- 白楽 630円
発売箇所は、東急線各駅の券売機(発売時間は初電〜22:30)です。記載した駅以外からの料金やその他の詳細については、こちらの東急電鉄のサイトからご確認ください。
単純に往復するだけでもお得になります!
例えば渋谷から元町・中華街間を乗車した場合の運賃は、片道が486円(おとなのIC運賃。以下同様とします。2019年10月の消費税増税後)で往復972円です。みなとみらいチケットを利用した場合だと870円ですので、なんとこの一往復分だけの利用でも通常運賃より安くなります!
渋谷以外の駅についても同様に、元町・中華街まで往復で利用するだけで元の運賃より安くなる設定になっているようです。
このようなお得に電車に乗れるきっぷはいろんな場面でみかけますが、よく利用されそうな区間を一往復するだけで元の料金より安くなるような価格設定は珍しいのではないでしょうか?
みなとみらい線内は乗り降り自由!
往復の東急線の利用に加えて、この東急線みなとみらいパスはみなとみらい線については乗り降り自由で利用できます。そのため、横浜ベイエリアを観光する際に重宝します。
みなとみらい線の沿線には、みなとみらい、元町・中華街以外の駅にも例えば以下の代表的な名所、観光スポットなどがあります。
- 新高島:アンパンマンミュージアム、原鉄道模型博物館
- 馬車道:ワールドポーターズ、赤レンガ倉庫、カップヌードルミュージアム
- 日本大通り:大さん橋客船ターミナル、横浜スタジアム
感覚的にこのあたりのひと駅、ふた駅くらいなら歩いて行き来できる距離ではありますが、微妙に遠い・・・という距離感です。
かといって、みなとみらい線を利用すると短距離でも初乗りの183円(2019年10月の消費税増税後)がかかるので少しもったいない気にもなります。
その点、このみなとみらいチケットならみなとみらい線乗り放題なので、気にせず何度でも利用できます!
ちなみに、みなとみらい線だけ利用する場合の一日乗車券はこちらの横浜高速鉄道のサイトに記載のとおり460円です。
お得な特典サービスもあるようです!
ご紹介したとおり、 東急線みなとみらいパスはお得に電車が利用できますので、それだけで利用価値があると思いますが、さらにお得な特典サービスも利用できるようです。なお、この特典サービスは 東急線みなとみらいパスでなくてもみなとみらいの一日乗車券の場合でも利用可能のようです。
詳細はこちらの東急電鉄のサイトでご確認ください。飲食店や観光施設の料金が割引になる特典のようです。
ICカードによるお得なきっぷの自動適用は実現しないのか?
私は東急東横線からみなとみらい線直通で元町・中華街駅間を往復利用したことが過去に何度もあるのですが、この東急線みなとみらいパスの存在を知りませんでした。
つまり余計な運賃を支払っていたことになります。
また、今回ご紹介したみなとみらいチケットは、はじめに券売機できっぷを買う必要があり、ICカードでは利用できないようです。
間違えて普段使い慣れている手持ちのSuica、PASMO等のICカードを改札機にタッチしてしまうという心配があります。
このようなお得な価格設定のきっぷについても、ICカードで利用できるようになると便利ですね。
ちなみに『横浜市営バス・地下鉄がお得に利用できる一日乗車券についてまとめました』の記事でご紹介している横浜市営バスについては一日乗車券がICカードで利用できるようになっています。
そもそも、ICカードの利用で(はじめにきっぷを購入するのではなく)自動的にこのようなお得なきっぷの料金が適用されるようか仕組みがあるといいなと思っています。
今のままだと、同じ鉄道サービスを利用しているにも関わらず、お得なきっぷの存在を知らない人は、知っている人に比べて割高な料金を支払っていることになり、やや不公平な感じがします。
ICカードには利用履歴が記録されているはずなので、技術的には可能なのでは?と思ったりします。
まとめ
東急線の各駅から横浜ベイエリア方面の観光には今回ご紹介した東急線みなとみらいパスがおススメです。
みなとみらい線が乗り放題ですので運賃も気にすることなく乗れるのがいいですね。移動に余計な時間も取られず、効率的に観光スポットを巡ることができます。
東急線から横浜方面の観光、お出かけを検討されている方はぜひ東急線みなとみらいパスを一度利用してみてください!
東急線・みなとみらい線の一日乗車券に横浜中華街で本格中華の食事券がついた『【横浜中華街旅グルメきっぷ】東急線・みなとみらい線が乗り放題で食事券もついたお得なきっぷ』についてもご紹介していますのであわせてご確認ください。
横浜、みなとみらい地区で利用できるお得なチケット、制度について、『【横浜・みなとみらい】鉄道・バスのお得なチケット&制度をまとめてご紹介します!』でご紹介しています。