【横浜市営バス】お得な環境定期券制度・バス特についてまとめました!

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横浜市営バスについて、すべての路線に乗り放題になる『全線定期券』や、定期券を購入すると利用できる『環境定期券制度』、ICカードの利用で自動的に適用され意外とお得な『バス特』について詳しくご紹介します。
※ただし、『バス特』については横浜市営バスへの適用が2021年に終了となりました。

お得で便利な横浜市営バスの制度をぜひ利用してみてください。

横浜市営バス・路線図について

公共交通機関でどこかに出かける際は、電車を利用する方が多いかもしれませんが、横浜市内の移動であれば市営バスも経路が多く、便利です!

横浜市営バス

横浜市営バスの路線図はこちらの横浜市交通局の公式サイト(バス路線図(2022年10月版))に掲載されています。

横浜市営バス路線図(横浜駅周辺)

特に横浜駅周辺はバスの路線が密集していてすごい線の太さになっていますね。桜木町、みなとみらい、山下公園などの横浜を代表する観光地の方面にも多くの路線が走っています。

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【全線定期券】すべての路線が乗り放題!

横浜市営バスは、定期券を購入する場合は『全線定期券』となります。つまり、先ほどの路線図に載っている全ての横浜市営バスに乗り放題になります!
(ただし、あかいくつバスは定期券では利用できません。)
一方、電車では通勤等の経路として指定する一定の区間だけ乗車できる定期券を購入する場合がほとんどかと思います。

横浜市営バスの全線定期券(通勤定期券)は、ひと月あたりの金額が一番安くなる6か月のもので53,460円です。1か月あたり8,910円(2019年10月の消費税増税後)となります。
横浜市営バスの運賃は均一で1回あたり220円(現金・ICカードとも同額)(2019年10月の消費税増税後)ですので、全線定期券の価格は40.5回分の運賃に相当することになります。

1か月の出勤日数が、営業日の月平均と言われる20日間とすると、普段の往復の通勤で回数的にはほぼ元が取れることになります。
これにプラスして、休みの日のお出かけ等で市営バスを利用する場合も全ての路線が乗り放題となりますので、使い方によってはかなりお得になると思いませんか?

【環境定期券制度】同伴者は100円で乗車可能!

全線定期券(通勤定期券)を持っている場合、休日やお盆休み・年末年始の期間に家族や知人と出かけるときに使えるお得な制度があります!
それが環境定期券制度です!

この環境定期券制度を利用すると、なんと同伴の方5名まで(家族に限らない)割引運賃の100円(小児運賃は50円)で乗車できます!
利用しやすい路線がある場合は、休日の家族でのお出かけに利用するととてもお得です。ちなみに『家族に限らず同伴の方なら割引対象』とのことですので、極端な話、偶然バス停で居合わせた人同士でも利用できるということでしょうか。

環境定期券制度の利用可能日:
 土・日・祝日と8月12日~16日と12月25日~1月7日

支払いは現金のみですので、100円玉、50円玉を準備しておくとスムーズかと思います。

念のため、「あかいくつ」、深夜バス、横浜交通開発(株)100系統は対象外のようです。また、全線定期券の中でも『通学定期券』は環境定期券制度の対象外とのことですので、ご注意ください。

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意外とお得な『バス特』について!⇒2021年に廃止

以下でバス特についてご紹介していますが、こちらの横浜市交通局公式サイトに掲載されているとおり、バス特については2021年5月31日をもって終了することが発表になっています。
【バス特】お得にバスが利用できるサービスが2021年に複数のバス事業者で廃止へ』もご確認ください。

バスに乗っていると、『チケットがつきました』、『チケットを使いました』といった音声アナウンスが聞こえてくることがあります。

ICカードを使ってバスに乗ると利用できる『バス特(バス利用特典サービス)』というサービスをご存知でしょうか?

スイカ(SUICA)かパスモ(PASMO)を使ってバスに乗ると自動的にバスポイントがたまり、ひと月(毎月1日から月末まで)の間の利用金額が一定金額に達するたびに自動的にバスチケットが付与され、次回乗車時に運賃が割引されています。

5,000bp到達時の「330円分付与」は大きいです!

チケットが付与されるときは、ICカードをタッチする際に画面をよく見ていると、音声アナウンスと共に『チケットがつきました』と表示されます。

チケットが利用されて割引が適用されたときは、『チケットを使いました』という音声アナウンスと共に『チケット利用額○○円』と表示されます。

このバス特は、手続きも不要で自動的に適用されます。知らないうちに割引が適用されていた、という方もいるかと思います。私もこのバス特という制度を最近知りました!

お得な制度なので、「もっと宣伝した方がよいのに!」と思っていたら、よくよくバスの中を見渡してみるとこのような案内が色んな場所に貼り出されていました。意識して見ないと気づかないものですね・・・

なお、このバス特は横浜市営バスに限ったサービスではありません。こちらのパスモの公式サイトに取扱事業者の一覧が載っていますが、首都圏であればほとんどのバスで利用可能かと思います。

たまったバスポイントは各社共通で管理され、付与されたバスチケットも共通で利用することができます。つまり、横浜市営バスに何回か乗って付与されたバスチケットを、東京都内の都営バスで利用することも可能です。

定期券とバス特の比較について

以下でバス特についてご紹介していますが、こちらの横浜市交通局公式サイトに掲載されているとおり、バス特については2021年5月31日をもって終了することが発表になっています。

バス特による割引がありますので、ひと月20日間の通勤の往復でしかバスを利用しない人にとっては、実は全線定期券を買うより、その都度ICカードで支払いをしていった方がお得になります。

先ほど、全線定期券は一回分の運賃の40.5回分と記載しました。バス特による割引を考慮するとどうなるでしょうか?

先ほど記載したとおり、6か月定期を買った場合のひと月あたりの金額は8,910円です。
実際にかかる運賃総額をみると、40回の乗車では7,600円と定期券より千円以上安くなります!
この総額が8,910円を超えるのは47回目の乗車です。

つまり普段の通勤だけの人や、ひと月あたりプラス数回程度バスに乗る人にとっては、定期券を買わない方がお得ということですね!
また、テレワークの普及により通勤回数が少なくなっている方もいるかと思いますが、そのようなケースについても定期券を買わない方がお得になるかと思います。

一方、通勤以外にも色んな路線のバスを利用したい人や、環境定期券制度を利用してお出かけ等をよくしたい人については、ぜひとも『全線定期券』をおススメしたいと思います!

横浜駅のバスターミナルについて

とても多くの路線が集中している横浜駅ですが、横浜駅始発のバスについては、横浜駅から乗れば必ず座れるのは大きなメリットです!

横浜駅の全体図

横浜駅のバスターミナルは西口と東口にあり乗り口も非常に多いです。ターミナルは横浜市営バスだけでなく、相鉄バス、京急バス、神奈中バス等、いろんなバス会社が利用しています。

こちらが横浜駅発のバスの一覧!すごい数です!

横浜駅発のバス一覧

すごい数の路線ですね。横浜駅からバスに乗るときは、迷わないように事前に乗り場をよく確認しておくことが大事かと思います!

横浜駅西口バスターミナル案内図
西口バスターミナルの乗り場一覧

西口側のバスターミナルの案内図です。なんと西口のバスターミナルだけで15か所ののりばに分かれています!このほかに西口第2バス乗り場、第3バス乗り場もあります。

こちらは東口側の案内図です。こちらは西口ターミナルよりさらに多い18か所です!

まとめ

横浜市営バスは、定期券を利用する場合、全ての路線に乗り放題になります。そのため、バスに気軽に乗ることができるようになり、横浜市内の移動がとても便利になります!

また、定期券を持って家族や知人と出かける際に環境定期券制度を利用すれば、同伴の方は割引運賃の100円(小児は50円)となります。
通勤の往復にしか市営バスを利用しない人に乗っては、定期券を買わずにその都度ICカードで支払い、バス特を利用した方がお得になります。
この機会に横浜市営バスの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

その他にも横浜、みなとみらい地区で利用できるお得なチケット、制度について、『【横浜・みなとみらい】鉄道・バスのお得なチケット&制度をまとめてご紹介します!』でご紹介しています。

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