【横浜ロープウェイ】2021年春完成予定!桜木町から新港ふ頭へ日本初の都市型ロープウェイ!
横浜市で進められている『まちを楽しむ多彩な交通』の実現に向け、新たにロープウェイ(YOKOHAMA AIR CABIN)が誕生することになりました。

横浜市都市整備局が2019年12月にこちらの記者発表資料(桜木町駅前と新港ふ頭とを結ぶロープウェイ事業の実施に向けた協定を締結)のとおり発表していました。
その後、2021年1月にこちらの記者発表資料(2021(令和3)年、回遊性が向上し都心臨海部がさらに魅力的に!)のとおりさらなる詳細が発表になっており、運行開始日や料金等の詳細が決定したようです。
ロープウェイ(YOKOHAMA AIR CABIN)の概要
ロープウェイは桜木町駅前と新港ふ頭近くの運河パークを結びます。

- 施設名称:YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)
- 事業者:泉陽興業株式会社
- 事業内容:約630メートルのロープウェイ整備運営
- 施設内容:停留所2カ所、支柱5基、
最大高さおよそ40メートル、
8人乗りゴンドラ36基
ロープウェイのイメージ写真等はこちらの横浜市からの記者発表資料に掲載されています。街を楽しみながら移動できる交通サービスという言葉がピッタリで、窓から横浜の港の景色を楽しみながら空中移動できるようです。
運行開始日について
ロープウェイの運行開始日は2021年4月22日(木)と発表になっています。
2019年12月の記者発表時点では、気になる開業時期は2020年度末(予定)とのことでした。2020年春には工事が開始されています。

工事が始まった後の桜木町駅近くの現場の案内をみると「2021年春開業予定」と記載されていました。
料金(運賃)について
大人:1,000円、子ども:500円
営業時間
午前10:00~午後10:00
工事が進んでいます!(2020年10月)
2020年10月時点の桜木町駅近くの乗り場の写真です。建物やロープウェイが通るロープを含め、だいぶ完成形が想像できるくらい工事が進んでいました。

ロープウェイはどことどこを結ぶのか?
記者発表の表題ではロープウェイは桜木町駅前と新港ふ頭を結ぶということですが、資料をみると具体的には桜木町駅前と運河パークを結ぶようです。

運河パークはワールドポーターズやアニヴェルセルみなとみらい横浜のすぐ近くに位置するちょっとした公園です。

新港ふ頭を結ぶということですので、『【横浜港】2019年秋に完成!『新港ふ頭客船ターミナル』の情報をまとめました!』でご紹介している『新港ふ頭客船ターミナル(横浜ハンマーヘッド)』のすぐ近くに乗り場ができるのかと勘違いしてしまいましたが、客船ターミナルまでは少しだけ歩く必要があります。
まちを楽しむ多彩な交通の実現について
横浜市では多彩な交通サービスの導入を進めていくにあたり、2017年に公募を実施されました。民間事業者等からのさまざまな提案について、横浜市公式サイトに『ヨコハマ都心臨海部のまちを楽しむ多彩な交通』としてリーフレットが掲載されています。
今回のロープウェイについてもこの資料で『水際エリアにおけるロープウェイ』として取り上げられていました。
なお、『【KEIKYU OPEN TOP BUS 】横浜ベイエリアの観光を楽しめる!京急オープントップバス横浜について』でご紹介しているオープントップバスについてもこの提案が実現したものです。