【ピアライン】みなとみらい21新港地区に横浜市営バスの新路線が誕生!
2019年10月に『横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)』という新たな海の玄関口と商業施設が誕生しました。
これに伴い、みなとみらい21新港地区に横浜市営バスの路線『ピアライン』が新設されています。
横浜市がこちらの記者発表資料のとおり発表していますのでご紹介します。
ピアラインについて
2019年10月に横浜港における新たなクルーズ船のターミナルとして『新港ふ頭客船ターミナル』が誕生しました。
このターミナルに併設される商業施設『横浜ハンマーヘッド』とともに横浜の新たな賑わいの拠点となることが期待されており、この度新たに『ピアライン』という路線が新設されます。この名称は、ふ頭の英語表記である『pier(ピア)』から名付けられたものです。
青色を基調としたラッピングバスですので見た目もおしゃれです!横浜の海と空をイメージしたデザインとなっています。
こちらが、実際に乗ってみたピアラインの写真ですが、上のポスターのバスとは見た目が若干違うようでした。FUEL CELL BUSということで、通常の横浜市営バスと比べて車内が広々としており、エンジン音が静かに感じました。
この路線は、桜木町駅とみなとみらい21新港地区・大さん橋客船ターミナルを結びます。新港地区や大さん橋は、鉄道(みなとみらい線)の最寄駅からは少し離れたところに位置しているため、バスの利用ができるようになるのはありがたいです。
運行開始日について
運行を開始したのは、2019年10月31日(木)です。
※同日に横浜ハンマーヘッドがオープンしました。
運行頻度・時刻・時刻表・乗り場について
運行頻度と時刻は以下のとおりです。
運行頻度
- 朝〜夕は、概ね12〜20分間隔
- 夜は、概ね20〜30分間隔
運行時刻
- 桜木町駅前発:7:00〜22:42
- ハンマーヘッド発:7:28〜23:25
※ハンマーヘッド発の方は特に、最終バスが23時以降となっており、かなり遅い時間まで運行します。ハンマーヘッド内で遅い時間まで夕食を取ってから桜木町の方に帰ることもできそうです。
桜木町駅前からの時刻表
こちらが桜木町駅前からの時刻表です。
桜木町駅の乗り場について
桜木町駅前からの乗り場は、こちらの写真の通り4番乗り場です。あかいくつバスの乗り場と同じところです。
運賃について
横浜市内均一運賃 大人220円、小児110円
※横浜市営バス定期券、1日乗車券、みなとぶらりチケット、横浜市敬老特別乗車証(敬老パス)、横浜市福祉特別乗車証利用可
運行ルートは?
運行ルートについては、横浜市の記者発表資料に『ピアラインのルートマップ』の分かりやすい図が掲載されています。
ルートの中の主な停留所を簡単にご紹介すると、
- 朝夕ルートは、桜木町駅前から馬車道駅前、ワールドポーターズ、カップヌードルミュージアム前を経由してハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)に到着します。
- 日中ルートは、さらにそこから横浜税関前、大さん橋客センターミナル、日本大通り駅県庁前の方に向かうルートとなっています。
朝夕は速達性を重視したルート、日中は周遊性を高めたルートとのことです。
はじめの5日間は運賃が無料!
記者発表資料にも記載があるとおり、新港地区等の賑わいの創出に寄与し、バスの利用促進を図るという趣旨に賛同した『横浜ハンマーヘッド』の協力によって、開通直後、最初の5日間(2019年10月31日(木)〜11月4日(月・祝))については、なんと運賃が無料となるキャンペーンが実施されていました。
まとめ
新港ふ頭客船ターミナルの誕生にともなって、横浜市営バスの新たな路線『ピアライン』が運行を開始しました。
『【横浜港】2019年秋に完成予定の『新港地区客船ターミナル』の情報をまとめました!』でご紹介しているとおり、この客船ターミナルには今後外国客船を中心に多くのクルーズ船が停泊することになります。新港地区を含め、横浜港の周辺はこれまで以上に多くの観光客で賑わうことになると思います。
2020年には『【ベイサイドブルー】横浜ベイエリアに有名な観光スポットを巡る便利な連接バスが運行開始!』でご紹介しているベイサイドブルーというバスも運行を開始しています。
この地区を走るバスが続々と新設されており、移動が便利になっています。新港ふ頭客船ターミナル(横浜ハンマーヘッド)を訪れる際にぜひとも一度利用してみてください。