【横浜港】2019年、クイーンエリザベスが3年ぶりに寄港!写真とともに見学会等の情報をご紹介します!
2019年4月、世界で最も有名な豪華客船と言われるクイーン・エリザベスが横浜港に3年ぶりに寄港しました!
大黒ふ頭での客船見学会に参加してクイーン・エリザベスの写真を撮ってきました!過去に実施された見学会の情報もあわせてご紹介します。
クイーン・エリザベス横浜港への寄港について
2019年4月から5月にかけて、クイーン・エリザベスが3回(4月19日(金)、4月28日(日)、5月5日(日・祝))寄港しました。着岸場所はいずれも横浜港の大黒ふ頭です。
クイーン・エリザベスの横浜港への寄港は2016年3月以来およそ3年ぶりのことでした。2015年3月にも寄港予定でしたが、天候悪化の影響により寄港中止となっています。
クイーン・エリザベスが横浜港へ初入港したのは2014年3月です。このときは横浜ベイブリッジをくぐり、大さん橋の客船ターミナルに停泊したようです。クイーン・エリザベスは横浜ベイブリッジをギリギリ通過できる大きさということですね。
2016年と今回2019年の寄港時には大黒ふ頭に停泊しました。
なお、『【横浜港(大さん橋・新港・大黒・本牧・山下ふ頭)】今後のクルーズ船受入や開発計画をまとめました!』でご紹介しているとおり、超大型のクルーズ船は高さ約55メートルの横浜ベイブリッジの下を通過することができないため、その手前の大黒ふ頭に停泊することになっています。
なお、『【2019GW】横浜港にクルーズ船が15隻寄港予定!豪華客船の見学会も実施されます!』でご紹介しているとおり、2019年のゴールデンウィーク期間中にはクイーン・エリザベス以外にも非常に多くのクルーズ船が横浜港に寄港しました。
クイーン・エリザベス客船情報
総トン数 | 90,900トン |
全長/幅 | 294メートル/32.25メートル |
乗客定員 | 2,081名 |
大黒ふ頭客船見学会の特設会場から撮影した写真
2019年4月と5月の横浜港へのクイーン・エリザベス寄港日には、大黒ふ頭特設会場での客船見学会が実施されました。
5月5日の見学会に参加してきましたので、その時の様子を少しご紹介します。見学会では大黒ふ頭に停泊したクイーン・エリザベスを間近から眺めることができました。
特設会場には、東京オリンピックの前の横浜での英国代表チームが事前キャンプについて紹介するブースが出ていました。『【GOGB2020】横浜市は英国のホストタウンに決定!オリンピック事前キャンプで英国代表が横浜に!』でご紹介しているとおり、横浜はイギリスのホストタウンとなっています。クイーン・エリザベスの船籍もイギリスですので関連がありますね!
同じゴールデンウィーク期間中の別の日にMSCスプレンディダやアザマラクエストの見学会も開催されました。その日の様子を『【大黒ふ頭客船見学会】横浜港4隻同時入港の日に豪華客船MSCスプレンディダを見てきました!』でご紹介していますが、天候がよくなかったこともあってか人はまばらでした。
その日と比べるとさすがはクイーン・エリザベス!有名な豪華客船というだけあって客船見学会は多くの人が訪れていました。5月5日は天候にも恵まれ、快適で気持ちが良い見学会でした。
横浜港スカイウォークから撮影した写真
横浜港スカイウォークは横浜ベイブリッジの大黒ふ頭側に位置する展望施設です。横浜港に入港するクルーズ船、大黒ふ頭ターミナルに停泊中のクルーズ船などを空中から眺めることができます。
2010年に閉鎖されていましたが、2019年4月に利用が再開されました。それ以降は、クルーズ船が横浜港に入港する日に限って一般開放されています。詳しくは『【大黒ふ頭客船見学会】横浜港4隻同時入港の日に豪華客船MSCスプレンディダを見てきました!』の記事をご確認ください。
スカイウォークから撮影したクイーン・エリザベスの姿をご紹介します。
船内見学会も実施!過去の倍率は?
私が今回参加したのは、岸壁から客船を眺めるだけの見学会でしたが、実際に船内に入ることができる『船内見学会』も合わせて開催されました。船内見学会は募集人数も少なく、応募者多数で抽選となるため、とてつもなく幸運でないと参加できません。
今回は申し込みましたが、残念ながら落選でした。。
船内見学会の倍率について
2019年の船内見学会の倍率はまだ発表になっていないようですが、過去のクイーン・エリザベスの船内見学会の倍率は以下のとおりでした。
なお、過去の倍率や募集内容などについてはこちらのページ(http://archive.city.yokohama.lg.jp/kowan/cruise/kengaku/)に掲載されていましたが、2020年10月からこのアーカイブサイトは閲覧できなくなってしまいました。
- 2014年3月17日(月)募集人数:70名、応募人数:7,704名、倍率:110.1倍
- 2015年3月18日(水)募集人数:44名、応募人数:4,915名、倍率:111.7倍
いずれも100倍を超える非常に高い倍率でした。クイーン・エリザベスはやはり他の客船に比べて人気が高く、倍率も高いようです。
上に記載したとおり、2015年は悪天候により寄港が中止となりましたので、当選された方については非常にお気の毒に思います。
海上からの見学会について
2016年の寄港時には、観光船『マーリンルージュ』および『マーリンシャトル』からクイーン・エリザベスを眺めることができる海上見学会が実施されたようです。
こちらも1,500名の募集に対して、合計10,000名を超える応募があったようです。時間帯にもよりますが概ね倍率は7倍程度と、かなりの高倍率でした。
まとめ
横浜港は日本を代表するワールドクラスのクルーズポートを目指しており、クルーズ船の寄港促進のため様々な取り組みを進めています。
世界的にも有名な豪華客船クイーン・エリザベスの寄港回数が多くなると、横浜港の知名度を高めるための効果は抜群かと思います。
『【横浜港】2019年秋に完成予定の『新港地区客船ターミナル』の情報をまとめました!』でご紹介しているとおり、2019年秋にはみなとみらい21地区に新たな新港客船ターミナルが完成予定です。こちらの完成も迫っており、いつかクイーン・エリザベスを新しいターミナルで見られることができたら良いなと願っています。