【横浜市新市庁舎】32階建の巨大施設が2020年完成!アクセス・施設概要について!

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みなとみらい線の馬車道駅近くに横浜市新市庁舎(横浜市役所)がいよいよ2020年に完成しました!
新市庁舎は32階建の大きな建物で、一般市民が利用できるスペースもあり、横浜の新たなシンボルにもなりそうです。また、低層階には商業施設『ラクシスフロント』もオープンとなりました。

横浜市役所(横浜市新市庁舎)

横浜市公式サイトの情報等をもとに、横浜市新市庁舎に関する情報・アクセスなどについてご紹介します。

新市庁舎へのアクセス

新市庁舎の住所:横浜市中区本町6-50-10

最寄り駅はみなとみらい線の『馬車道駅(1C出口直結)』です。

馬車道駅からはエスカレーターやエレベーターによってアトリウム(屋根付き広場)と直結しており、みなとみらい線からのアクセスは非常に便利です。

JR・横浜市営地下鉄ブルーラインの桜木町駅や関内駅からも徒歩でアクセス可能な位置となっています。
桜木町駅からは『【さくらみらい橋】桜木町駅から横浜市役所(新市庁舎)を結ぶ歩行者デッキが開通!』でご紹介しているさくらみらい橋でのアクセスが便利です。

桜木町駅から横浜市役所へ向かう途中

横浜市公式サイトのこちらのページにもアクセスが分かりやすく紹介されています。

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オープン日・移転日について

新市庁舎への移転を知らせるチラシ

横浜市新市庁舎の供用開始(オープン)日は、2020年6月29日(月)です。
なお、2020年4月から順次、局統括本部ごとに移転が進んでいました。

アトリウム(屋根付き広場)の写真・用途について

アトリウム(屋根付き広場)は3階まで吹き抜けになっており、天井や壁から光がそそぐ開放的な空間となっています。

新市庁舎のアトリウム!開放的な空間です!
大きなモニターも設置されています

このアトリウムは馬車道駅と直結しているため、駅前広場としての機能とともに様々なイベント等でも活用され新市庁舎を象徴する新しい魅力的なスポットになりそうです。

具体的な用途としては、

  • 日常の市民の憩いの場・市民活動スペースとして
  • 式典・イベントのスペースとして(講演会、コンサート、結婚式など)
  • 芸術・文化のための場として(大型の絵画、彫刻作品展示など)

が挙げられています。

また、パブリックビューイングなどが行えるように、270インチサイズの大型モニターが設置されるようです。

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新市庁舎の食堂について

移転前の旧市庁舎には、誰でも利用できる食堂がありましたが、新市庁舎には職員食堂は設けられないとのことになっています。

市役所内に設けられる商業施設の中に、新市庁舎で働く職員の昼食需要の受け皿となる飲食店が多数出店する計画とのことです。

商業施設ラクシスフロントもオープン!

横浜市新市庁舎の供用開始となる2020年6月29日に、新市庁舎の低層階に商業施設「LUXS FRONT(ラクシス フロント)」がオープンとなりました。
ラクシスフロントには、カフェ、ドラッグストア、コンビニエンスストアのほか、複数の飲食店などが出店します。
ショップなどの詳細については、『【ラクシスフロント】横浜市役所内にオープンする商業施設!ショップ情報などをご紹介します』でご紹介しています。

横浜野菜の直売(2階多目的スペース)について

新市庁舎の2階の多目的スペースで毎週木曜日に横浜野菜が販売されることが発表になっています。

農産物直売の開催日に現地に行ってきたときの様子も含め『【横浜農場・ハマっ子】横浜市役所(新市庁舎)での横浜野菜の直売について!』で詳しくご紹介しています。

アトリウムでの「横浜市民広間演奏会 秋の部」について

下でご紹介している「横浜市民広間演奏会」について、7月の演奏会に引き続き、「秋の部」を開催することとなっています。

詳細については、横浜市からの記者発表資料(新市庁舎アトリウムで 「横浜市民広間演奏会 秋の部」を開催します)でご確認ください。

アトリウムでの「横浜市民広間演奏会(2020年7月)」について

2020年7月に、新市庁舎のアトリウムにおいて、旧横浜市役所1階の市民広間で半世紀以上にわたり開催されてきた「横浜市民広間演奏会」が開催されることが決定しています。
詳細については、こちらの横浜市からの記者発表資料でご確認ください。

新市庁舎の基本情報・特徴は?

新市庁舎の基本設計報告書が横浜市公式サイトのこちらのページに掲載されていました(現在はリンク切れとなっていました)。
基本情報は以下のとおりです。

横浜市役所の各階案内
  • 敷地面積:13,486平方メートル
  • 延床面積:約141,600平方メートル
  • 階数:地上32階、地下2階(塔屋2階)
  • 高さ:約155メートル

新市庁舎は、誰もが円滑に建物内外を移動でき、安全、安心かつ快適に施設を利用できるようユニバーサルデザインに十分配慮した建物となっています。

BCP(事業継続計画)対策もしっかりされており、建物全体として、免震構造と制振構造のハイブリッドで十分な安全性が実現されています。
また、主要な設備機器を津波による浸水の恐れのない高さに設置するとともに、非常用電源や飲料水、トイレ洗浄水を確保することで、災害時にも市庁舎機能を維持し業務を継続できるようになっているようです。

新市庁舎について、横浜市の公式サイトに『横浜市新市庁舎管理計画第二版』という資料が掲載されていました(現在はリンク切れとなっていました)。こちらの管理計画、非常にボリュームのある資料ですが、新市庁舎の管理・運営に関する事項などが整理されています。

執務スペースなどについても詳細な記載があり、さすがは市の施設だけあって一般の企業では公開しないようなオフィスに関する情報も詳しく載っています。抜粋して少しご紹介します。

◾︎高層部について
9〜31階の高層部は行政機能を集約し、来庁者に分かりやすい動線を確保します。外観については、街並みと調和するように白を基調とした圧迫感を抑えたデザインとなっています。なお、建物は32階建ですが、執務フロアは31階までとなっているようです。

◾︎中層部について
3〜8階の中層部は議会機能が入ります。
委員会室等のほか、高層部から独立させた本会議場が配置、ゆとりあるスペースが確保されます。本会議場フロアには傍聴者の待合スペースとなる傍聴ロビーや親子傍聴席も設置されるようです。

◾︎低層部について
1〜3階の低層部は人々を迎え入れる『街』のような空間、がコンセプトのようです。
屋根付き広場や展示スペース、市民ラウンジのほか、飲食・物販・サービスなどの商業施設を設けて、一般の市民も利用可能なエリアになるようです。

新市庁舎の必要性について

横浜市の前市庁舎は1959年に建設されたもので、築50年以上が経過していました。また、横浜市の人口の増加にも伴って、市庁舎周辺で勤務する職員は6,000人以上の規模になっています。

新市庁舎の必要性について、簡単にご紹介すると以下のとおりとされています。

◾︎設備や施設の老朽化
築50年以上ということで設備全体が老朽化、バリアフリーも不十分とのことです。

◾︎執務室の分散化
約20もの周辺ビルに分散してしまっており、効率的な業務ができていないようです。

◾︎市民対応スペースの不足

◾︎社会状況への対応
セキュリティ対策や危機管理機能の強化も必要です。

◾︎災害対策
災害時も市の拠点として業務を継続するために、堅固な建物の整備が必要です。

まとめ

2020年に完成した横浜市の新市庁舎についてご紹介しました。旧市庁舎は老朽化や執務室の分散化など様々な課題があったということで、新市庁舎の整備が必要となったようです。

新市庁舎は最新の設備が整った建物となり、低層階のアトリウム周辺には市民が使えるスペースも多くあります。ぜひ一度足を運んでみてください。

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