【一日乗車券】横浜市営地下鉄・バスがお得に利用できるチケットについてまとめました

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横浜市内を走る市営バスや市営地下鉄は、普段の通勤通学だけでなく横浜市内の観光にも便利です。1日に数回乗るだけで元が取れてお得な『一日乗車券(一日券)』についての情報をまとめました!

なお、2019年10月からの消費税増税に伴う運賃の値上げについて『【鉄道・バス運賃】2019年10月消費税増税に伴う値上げについての情報をまとめました!』でご紹介していますが、今回ご紹介する横浜市交通局の一日乗車券やみなとぶらりチケットについては、ありがたいことに増税分の値上げはされず据え置かれました!

一日乗車券(一日券)について

横浜市交通局が販売している『横浜市営地下鉄(ブルーライン、グリーンライン)』、『横浜市営バス』の1日乗車券についてご紹介します。

市営バス一日乗車券

市営バスに乗り放題になる『バス一日乗車券』は600円(小児は300円)です。一回あたりの運賃は現金:220円、ICカード:220円(2019年10月の消費税増税後)ですので1日に3回以上バスに乗るなら1日乗車券の方がお得になります!

横浜市営バスは、『横浜市内の移動に便利な市営バス!お得な環境定期券制度やバス特情報も!』でご紹介しているとおり非常に多くの路線があり、市内の移動にとても便利です。

市営地下鉄一日乗車券

市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインに乗り放題になる『地下鉄一日乗車券』は740円(小児は370円)です。地下鉄の初乗り運賃を考慮すると、短距離の利用なら3~4回で元が取れることになります。

運賃を調べると分かりますが、長距離の利用になると片道の運賃だけでも370円を超えるような区間もありますので一往復の2回の利用だけで元が取れてしまいます!
ちなみに最長区間のブルーライン湘南台駅~グリーンライン日吉駅間は、片道の運賃だけで現金560円、ICカード555円です。

市営バス・地下鉄共通一日乗車券

市営バスと市営地下鉄の両方に乗り放題となる『バス・地下鉄共通一日乗車券』は830円(小児は420円)です。
どちらか片方だけのものと比べると割安に感じますね!地下鉄一日乗車券との差額はたったの90円(小児は50円)です。
地下鉄、バス両方利用するならこちらの一日乗車券を購入するのがお得です!

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横浜ベイエリア一日乗車券について

この他にも一定のエリア内だけの市営地下鉄、市営バスに乗り放題になる『みなとぶらりチケット』、『みなとぶらりチケットワイド』という横浜ベイエリア一日乗車券もあります。
【みなとぶらりチケット】500円で横浜のベイエリアを満喫!観光に便利でお得な乗車券について』で詳しくご紹介しています。

みなとぶらりチケット

  • 運賃 500円(小児は250円)
  • 市営バスの適用区間:横浜~元町・港の見える丘公園、三渓園
  • 市営地下鉄ブルーラインの適用区間:横浜駅~伊勢佐木長者町

みなとぶらりチケットワイド

  • 運賃 550円(小児は280円)
  • 市営バスの適用区間:横浜~元町・港の見える丘公園、三渓園
  • 市営地下鉄ブルーラインの適用区間:横浜駅~伊勢佐木長者町、新横浜駅

『ワイド』の方は、新幹線停車駅の『新横浜駅』から利用できるものです。

市営バスならICカードを一日乗車券にできます!

横浜市交通局が取り扱っている一日乗車券の中で『バス一日乗車券』だけはICカード(パスモ、スイカ)自体を一日乗車券として利用することができます。その他の一日乗車券は紙券しかありません。

この『IC一日乗車券』の場合、購入時もチャージ金額から発売額分を差し引く形で支払が可能ですので、面倒な現金のやり取りは発生しません。
ただし、このIC一日乗車券の購入金額については、お得なサービス『バス特』のポイントはたまりません。『バス特』というサービスの存在については、意外と知らない人も多いかと思います。『横浜市内の移動に便利な市営バス!お得な環境定期券制度やバス特情報も!』でご紹介していますので、ぜひご確認ください。

最近は電車やバスを『ICカード』で利用する人がほとんどかと思いますので、紙券の一日乗車券を持っている場合でもいつもの癖で間違えてICカードをタッチするというミスをしていましそうです。ICカード自体が一日乗車券になればこのようなミスは発生しないので安心ですね。

このほか『【横浜市営地下鉄・バス】スマホで使える便利なデジタル1日乗車券が2021年4月から販売開始!』でご紹介しているとおり、スマホで使える1日乗車券も販売開始となっています。

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1日乗車券の自動適用は実現しないのか?

一日乗車券について考えたときにふと思うのが、これだけICカードが普及した現在、ICカードを利用した『一日乗車券の自動適用(1日の利用額が一日乗車券の金額に達したらそれ以上の運賃は発生しないような仕組み)』は実現しないのか?ということです。

  • 一日乗車券をわざわざ購入する手間がなくなり
  • どっちがお得かといった計算の必要もなくなり
  • 一日乗車券の存在を知らない観光客が余計な運賃を支払ってしまう恐れもなくなり

といった具合に、利用者にとってはいいことだらけかと思います。

ICカードには利用履歴(利用日や利用駅等の情報)も残っていますので、技術的には可能なのではないかと思ったりします。

例えば、ロンドンの地下鉄では『オイスターカード』というICカードが利用できますが、オイスターカードがまさにこのような仕組みで、利用額が1日の上限額を超えると、それ以降の追加の料金は発生せず自動的に乗り放題になるようになっています。

横浜でのICカードの利用がますます便利になることを願っています。

他の鉄道会社とセットでお得なきっぷについて

そのほか、京急線や相鉄線の乗車券と、横浜ベイエリアの乗車券がセットになったお得なきっぷもあります。

横浜1DAYきっぷ(京急電鉄)

京急線での往復に加えて、横浜ベイエリアの市営バス、市営地下鉄に乗り放題になります。みなとみらい線の全線でも利用できます。
詳しくはこちらをご確認ください。

相鉄発みなとぶらりチケット(相模鉄道)

相鉄線での往復に加えて、みなとぶらりチケットと同じ区間で市営バス、市営地下鉄に乗り放題となります。
詳しくはこちらをご確認ください。

まとめ

ご紹介したとおり、1日に複数回バスや地下鉄を利用する場合、一日乗車券は意外とすぐに元が取れますのでお得です!

どこかにお出かけの際、一日乗車券を利用すれば運賃を気にせず途中の駅でも自由に降りることができ、そこで新たな発見もあるかもしれません。
お得な一日乗車券をぜひとも積極的に利用してみてください!

横浜、みなとみらい地区で利用できるお得なチケット、制度について、『【横浜・みなとみらい】鉄道・バスのお得なチケット&制度をまとめてご紹介します!』でご紹介しています。

横浜市営バスのサービス向上に向けた取り組みについては『【横浜市交通局・2019年度】横浜市営バスの交通サービス向上の取り組みについて』でご紹介しています。
横浜市営バスの路線別収支と気になる路線(36系統・109系統)についてご紹介します!』の記事でも横浜市営バスについてご紹介していますので、あわせてどうぞ!

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